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調査報告



U 調査結果の概要

1.全体の概況

 売上高と収益性を合せたDI平均値(前年同期比)については▲46.4となり、前回調査(21年7-9月期)の▲61.0から14.6ポイント上昇し、3期連続の▲60台から▲40台へと転じている。来期見通しにおいては、更に20.9ポイント上昇して▲25.5となる見通しになっている。
 売上高DI(前年同期比)については▲50.4となり、前回調査の▲63.9から13.5ポイント上昇している。来期見通しにおいては、更に26.2ポイント上昇して▲24.2となる見通しになっている。
 設備操業率については、前期比で「上昇」したとする企業が15.8%、「下降」したとする企業が28.7%で、DIについては▲12.9となり、前回調査の▲19.3から6.4ポイント上昇している。
 収益性DI(前年同期比)については▲42.3となり、前回調査の▲58.0から15.7ポイント上昇している。来期見通しにおいては、更に15.6ポイント上昇して▲26.7となる見通しになっている。
 業況(前年同期比)については、「好転」したとする企業は7.7%にとどまる一方で、「悪化」したとする企業が54.5%で、DIは▲46.8となり、前回調査の▲62.0から15.2ポイント上昇している。来期見通しのDIは、更に18.3ポイント上昇して▲28.5となる見通しになっている。一方、前期比では、「好転」したとする企業が13.0%、「悪化」したとする企業が38.2%で、DIは▲25.2となり、前回調査の▲28.3より3.1ポイント上昇している。同じく前期比での業況見通しは、「好転」するとした企業が4.8%、「悪化」するとした企業が44.4%で、DIは14.4ポイント下降して▲39.6となる見通しになっている。
 原材料価格DI(前期比)については0.0となり、前回調査の▲7.1から7.1ポイント上昇している。販売価格DI(前期比)については▲21.8となり、前回調査の▲20.5から1.3ポイント下降している。資金繰りDI(前期比)については▲23.0となり、前回調査の▲25.8から2.8ポイント上昇している。金融機関の態度DI(前期比)については▲11.5となり、前回調査の▲12.9から1.4ポイント上昇している。
 設備投資実施率については14.4%となり、前回調査の11.5%から2.9ポイント上昇している。業種別で最も高い実施率となったのは、「食料品」の26.7%となり、目的別では、「その他」が36.7%でトップ、続いて「省エネ」が30.0%となっている。
 全体の景況天気図は、DI平均値は上昇するものの引き続き「雨」となっている。来期見通しにおいては、更に20.9ポイント上昇して▲25.5となり「小雨」に転じる見通しになっている。
  これを業種別に見ると、「木材」で▲22.9、「プラスチック」で▲6.3となり「小雨」に転じたものの、他の業種は「雨」が続く厳しい結果になっている。来期見通しにおいては、「プラスチック」で18.8となり「薄日」へ、「金属」が4.4、「機械・機器」が0.0と「曇」へ転じる見通しにあるが、他の業種は依然「雨」が続く見通しになっている。
 今回の調査では、ほとんどの項目のDI平均値が前回調査結果と比較して上昇する数値を示している。特に来期見通し(売上高と収益性を合せたDI平均値)については、「小雨」に転じる見通しになっているものの、業種によりその状況は大きく異なっている。




図表1

19 20 21
来期
見通
10−12
1−3
4−6
7−9
10−12
1−3
4−6
7−9
10−12
全体
小雨 小雨
小雨
雨
雨 雨
雨
雨
雨
小雨
▲14.2
▲20.2
▲19.4
▲32.6
▲54.2
▲63.6
▲62.1
▲61.0
▲46.4
▲25.5

※景況天気図は「売上高」「収益性」(前年同期比)のDI平均値を下記の基準に当てはめたもの。


雨
→ ←
小雨
→ ←
曇り
→ ←
薄日
→ ←
晴れ
────
─┴─
───
─┴─
───
─┴─
───
─┴─
────
30
10
30



図表2 業況、売上高、収益性の動向(前年同期比)

図表2 業況、売上高、収益性の動向(前年同期比)

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