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調査報告



U 調査結果の概要

1.全体の概況

 売上高と収益性を合せたDI平均値(前年同期比)については▲8.0となり、前回調査(21年10-12月期)の▲46.4から38.4ポイントと大幅に上昇し、依然マイナス値ではあるものの、平成18年1-3月期以来、16期ぶりに一桁台まで回復した。来期見通しにおいては、4.8ポイント下降して▲12.8となる見通しになっている。
 売上高DI(前年同期比)については▲7.9となり、前回調査の▲50.4から42.5ポイントと大幅に上昇しているが、来期見通しにおいては、4.3ポイント下降して▲12.2となる見通しになっている。
 設備操業率については、前期比で「上昇」したとする企業が14.1%、「下降」したとする企業が29.7%で、DIについては▲15.6となり、前回調査の▲12.9から2.7ポイント下降している。
 収益性DI(前年同期比)については▲8.0となり、前回調査の▲42.3から34.3ポイント上昇している。来期見通しにおいては、5.4ポイント下降して▲13.4となる見通しになっている。
 業況(前年同期比)については、「好転」したとする企業は23.2%、「悪化」したとする企業は33.5%で、DIは▲10.3となり、前回調査の▲46.8から36.5ポイント上昇し、売上高DI・収益性DIと同様、大幅な上昇となっている。来期見通しのDIは、4.4ポイント下降して▲14.7となる見通しになっている。前期比では、「好転」したとする企業が12.8%、「悪化」したとする企業が29.8%で、DIは▲17.0となり、前回調査の▲25.2より8.2ポイント上昇している。同じく前期比での業況見通しは、「好転」するとした企業が17.7%、「悪化」するとした企業が28.3%で、DIは29.0ポイント上昇して▲10.6となる見通しになっている。
 原材料価格DI(前期比)については5.7となり、前回調査の0.0から5.7ポイント上昇している。販売価格DI(前期比)については▲15.7となり、前回調査の▲21.8から6.1ポイント上昇している。資金繰りDI(前期比)については▲13.8となり、前回調査の▲23.0から9.2ポイント上昇している。金融機関の態度DI(前期比)については▲3.2となり、前回調査の▲11.5から8.3ポイント上昇している。
 設備投資実施率については17.1%となり、前回調査の14.4%から2.7ポイント上昇している。業種別で最も高い実施率となったのは、「食料品」の22.2%となり、目的別では、「その他」が28.9%でトップ、続いて「省エネ」「コスト低減」となっている。
 全体の景況天気図は、DI平均値は大幅に上昇するものの「小雨」にとどまっている。来期見通しにおいては、4.8ポイント下降して▲12.8となり依然「小雨」状態が続く見通しとなっている。業種別に見ると、「プラスチック」が30.0、「金属」が26.3でそれぞれ「薄日」域に転じ、「機械・機器」「窯業・土石」「紙・加工品」が「曇」、その他の業種は「雨」となっている。来期見通しにおいては、「機械・機器」が17.7となり「薄日」へ、「金属」が8.4、「プラスチック」が0.0と「曇」へ転じる見通しにあるが、他の業種は「小雨」または「雨」の見通しになっている。
 今回の調査では、「紙・加工品」「金属」「機械・機器」「プラスチック」でDI平均値(同期比)が35ポイント以上上昇した影響から、全体としてはDI平均値が前回調査結果と比較して大幅な上昇数値を示しているが、来期見通しについては、再び下降する見通しになっている。





図表1

20 21 22
来期
見通
1−3
4−6
7−9
10−12
1−3
4−6
7−9
10−12
1−3
全体
小雨 小雨
雨
雨
雨 雨
雨
雨
小雨
小雨
▲20.2
▲19.4
▲32.6
▲54.2
▲63.6
▲62.1
▲61.0
▲46.4
▲8.0
▲12.8

※景況天気図は「売上高」「収益性」(前年同期比)のDI平均値を下記の基準に当てはめたもの。


雨
→ ←
小雨
→ ←
曇り
→ ←
薄日
→ ←
晴れ
────
─┴─
───
─┴─
───
─┴─
───
─┴─
────
30
10
30



図表2 業況、売上高、収益性の動向(前年同期比)

図表2 業況、売上高、収益性の動向(前年同期比)

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