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調査報告



U 調査結果の概要

1.全体の概況

 売上高と収益性を合せたDI平均値(前年同期比)については▲27.6となり、前回調査(24年7-9月期)の▲11.1から16.5ポイント下降している。来期見通しにおいては、1.1ポイント上昇して▲26.5となる見通しになっている。
 売上高DI(前年同期比)については▲24.0となり、前回調査の▲9.5から14.5ポイント下降している。来期見通しにおいては、0.3ポイント下降して▲24.3となる見通しになっている。
 設備操業率については、前期比で「上昇」したとする企業が12.0%、「下降」したとする企業が22.2%で、DIについては▲10.2となり、前回調査の▲12.5から2.3ポイント上昇している。
 収益性DI(前年同期比)については▲31.1となり、前回調査の▲12.6から18.5ポイント下降している。来期見通しにおいては、2.5ポイント上昇して▲28.6となる見通しになっている。
 業況(前年同期比)については、「好転」したとする企業は9.3%、「悪化」したとする企業は36.6%で、DIは▲27.3となり、前回調査の▲11.6から15.7ポイント下降している。来期見通しのDIは、0.1ポイント上昇して▲27.2となる見通しになっている。前期比では、「好転」したとする企業が10.4%、「悪化」したとする企業が28.1%で、DIは▲17.7となり、前回調査の▲15.7より2.0ポイント下降している。同じく前期比での業況見通しは、「好転」するとした企業が8.9%、「悪化」するとした企業が34.7%で、DIは8.1ポイント下降して▲25.8となる見通しになっている。
 原材料価格DI(前期比)については4.8となり、前回調査の▲0.6から5.4ポイント上昇している。販売価格DI(前期比)については▲9.3となり、前回調査の▲9.8から0.5ポイント上昇している。資金繰りDI(前期比)については▲15.0となり、前回調査の▲11.6から3.4ポイント下降している。金融機関の態度DI(前期比)については▲3.2となり、前回調査の0.0から3.2ポイント下降している。
 設備投資実施率については21.6%となり、前回調査より2.1ポイント下降している。業種別で最も高い実施率となったのは、「プラスチック製品」の50.0%で、目的別では、「増産」が31.3%次いで「品質向上」、「省エネ」が共に28.1%、「コスト低減」が9.4%となっている。
 全体の景況天気図は、前回同様「小雨」となっている。来期見通しにおいては、1.1ポイント上昇して▲26.5となり「小雨」域に留まる見通しとなっている。
 業種別に見ると、「プラスチック製品」は12.5と前回調査の「小雨」域から「薄日」域へ、「窯業・土石製品」は▲12.5と前回調査の「薄日」域から「小雨」域へ、「木材・木製品」は▲16.7と前回調査の「雨」域から「小雨」域へ、「金属・同製品」は▲26.3と前回調査の「曇」域から「小雨」域へ、「食料品」は▲28.6と前回調査同様「小雨」域、「繊維・同製品」は▲30.0と前回調査同様「小雨」域、「機械・機器」は▲35.2と前回調査の「曇」域から「雨」域へ、「紙・加工品」は▲38.3と前回調査同様「雨」域となっている。
 来期見通しにおいては、「窯業・土石製品」が「曇」域、「紙・加工品」、「繊維・同製品」、「木材・木製品」、「食料品」が「小雨」域、「機械・機器」、「プラスチック製品」、「金属・同製品」が「雨」域の見通しとなっている。





図表1

22 23 24
来期
見通
10−12
1−3
4−6
7−9
10−12
1−3
4−6
7−9
10−12
全体
小雨 小雨
小雨
小雨
小雨 小雨 小雨
小雨
小雨
小雨
▲13.7
▲17.2
▲27.1 ▲18.8
▲19.9
▲7.3
▲9.6
▲11.1
▲27.6
▲26.5

※景況天気図は「売上高」「収益性」(前年同期比)のDI平均値を下記の基準に当てはめたもの。


雨
→ ←
小雨
→ ←
曇り
→ ←
薄日
→ ←
晴れ
────
─┴─
───
─┴─
───
─┴─
───
─┴─
────
30
10
30



図表2 業況、売上高、収益性の動向(前年同期比)

図表2 業況、売上高、収益性の動向(前年同期比)

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