中小企業組合制度情報

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事業


クエスチョン15 共同リース事業について

   共同リース事業の内容と事業実施上の留意点について教えて下さい。



アンサー15

   共同リース事業は、組合が組合員に対し、事業上必要とする物件を長期間賃貸することですから、第1に物件を購入する資金調達力、第2に危険を防止する諸対策の確立、第3にリースに関する豊富な知識と事務処理能力のあることが前提となります。
 このため、組合では、常に財政基盤強化に努め、金融機関に対する信用力の増大を図ること。又、委員会の設置、外部機関の活用、職員の人材養成を行うこと等により、共同リース事業が円滑に推進できる体制を整備することが必要です。

 当事業を効果的に実施するには、次の点に留意することが必要です。
(1) リース対象物件の種類を厳選し、広範囲にわたらないようにすること。
(2) 組合員の経営状況を常に把握しておくこと。
(3) 取引金融機関に一定の借入資金枠を設定してもらうこと。
(4) 事故発生に備えて保全措置を講じておくこと。

 なお、組合としては、共同リース事業を実施する前段階として、「転リース」又は「斡旋」の方法から始めることも考慮する必要があります。

 共同リース事業の基本的な仕組みは、次のとおりです。

共同リース事業の基本的仕組み
図 [1]物件の交渉・決定
[2]リース申込
[3]リース契約
[4]物件発注・売買契約
[5]物件代金支払
[6]リース料支払
[7]保守契約

(注)組合が組合員の依頼により、直接メーカーと物件の交渉を行う場合もあります。





クエスチョン16 指導教育事業について

   組合の行う指導教育事業の運営方法と事業実施上の留意点について教えて下さい。



アンサー16

   指導教育事業の種類、方法は、次のとおりです。

(1) 講習会、研究会等
   イ.講義方式 ロ.会議方式 ハ.討議方式 ニ.座談会方式
   ホ.セミナー方式 ヘ.読書方式 ト.研究会方式

(2) 巡回指導、個別相談指導及び診断指導
   イ.巡回方式 ロ.相談室方式

(3) 品評会、展示会、コンクール等
(4) 他企業等の視察見学
(5) 視聴覚教育
(6) 出版物等の発行、通信教育
(7) 委託教育
(8) 標準方式の作成と普及
   イ.標準原価方式 ロ.標準作業管理 ハ.安全管理
   ニ.品質基準、規格基準 ホ.帳簿様式―経理方式
   ヘ.モデル就業規則

 本事業の実施に当たっての留意事項は、他の共同事業(情報提供事業、調査事業、試験研究事業)との有機的関連性を十分に考慮して行うことであり、その具体的な留意点としては、概ね次の4つが挙げられます。

(1) 指導教育は、日常の組合活動のなかで行われるものです。特別に教育訓練とか指導とか銘打って行わずとも委員会その他の会合や行事等を通じ、業界の動向、市況の動き等を伝達し、相談に応じ、相互に討論することも立派な指導教育です。
   
(2) 指導教育は、常に繰り返し行うことによって効果が上がるものです。一度に長時間実施するよりも機会あるごとに短時間で実施した方が効果的です。
   
(3) 指導教育は、長期に亘り実施することが必要で、一定の方針の下に一貫性、統一性をもって計画を立てなければなりません。目的、期間、場所、方法、講師、助言者等を、当該業界の水準を考慮し、しかも重複したり時期を失うことなく行うことが肝要です。
   
(4) 指導教育が、いわゆる押し付け教育という印象を、組合員や従業員に与えないように配慮する必要があります。対象者が魅力を感じ、進んで参加するような創意工夫が是非とも必要です。

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