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Q&A


管理(総会)


クエスチョン88 総会の議長を複数制にすることについて

   総会の議長は、必ず1人でなければいけないのですか。
 又、複数でもよいとすればその運用は如何にすべきですか。



アンサー88

   総会の議長については、中協法に必ず1人でなければならないという規定はありませんので、複数制をとっても法律違反にはならないと解されます。
 しかし、議長は、総会を代表し、その議事を主宰する職務を有するものですから、これを複数にすることは議長同志の意思統一や調整が必要となりますので、議事の円滑な進行という観点からも、1人であることが望まれます。
 特殊の事情等により複数制をとらざるを得ない場合には、できるだけ数を少なくするとともに、議長間で合議制をとるようにすることが必要であり、又、議長間で職務の分担が可能の場合はそれを明確に規定するとか、可否同数の場合の決定権の行使を考慮し議長の意思統一が円滑でないと予想されるときはこれを奇数にすることなども考慮すべきでしょう。





クエスチョン89 総会の議長権限について

   法律上、議長は総会の議決に加わる権利を有しないという規定がありますが、選挙権についてはどうなのですか。



アンサー89

   議長は議事の運営に際して、その職務を公正に遂行しなければならないという趣旨から、総会の議決には加わることができないこととなっています。(中協法第52条第3項)
 この場合、書面又は代理人によっても議決権を行使し得ないことはいうまでもありません。しかし、議決に際して可否同数となった場合に限り、その議案の可否決定権を議長に与えております。
 選挙権については、議決権と明確に区分されており、組合員が総会の議長に選ばれ議決権行使は停止されても、あくまでも組合員としての議長である以上、選挙権の行使には何らの制限はなく、よって選挙権は停止されません。





クエスチョン90 員外役員の議長について

   組合の定款では、「総会の議長は、総会ごとに、出席した組合員又は組合員たる法人の代表者のうちから選任する」となっております。この場合、員外役員は当然、議長に選任することはできないわけですが、問題によって、員外役員が議長になった場合、議決は有効ですか、無効ですか。



アンサー90

   貴組合の場合、定款に「総会の議長は、総会ごとに、出席した組合員又は組合員たる法人の代表者のうちから選任する。」定めになっているわけですから、当然に員外役員が議長に選任されることは不可能です。
 しかし、解釈では、員外者が議長たりうる説もありますが、員外者が議長をつとめた場合、たとえば組合にとって最も重大な事柄を決する問題が提起され、賛否を諮ったところ、可否同数になってしまうような場合の決定権を員外者である議長にまかせる形になりますから、組合あるいは組合員の立場を考慮すれば、好ましくないといえます。
 そこで定款参考例の中に、「総会の議長は、総会ごとに、出席した組合員又は組合員たる法人の代表者のうちから選任する。」という定め方を示しています。
 したがって、定款にこの定めがある場合、員外役員が議長になって行った議決は無効となります。

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